川崎のつけめん専門店『三三七(サンサンナナ)』で、看板の「煮番搾り(濃厚)」と「味玉一番搾り」を食べてきました。結論から書くと、濃厚なつけ汁を目当てに来るなら煮番搾り、煮干しの香りをまっすぐ味わいたいなら一番搾りです。同じ店の同系統のメニューですが、後味の重さがはっきり違いました。
三三七は「鶏と煮干しの黄金比」をうたう店で、正式な店名は『玉 三三㐂』です。看板や食べログでは「三三七」表記が使われています。JR川崎駅から徒歩約10分、京急八丁畷駅からは徒歩約6分の場所にあります。
事前にメニュー構成や価格帯は調べたうえで足を運び、自分の舌で確かめた内容を書きます。
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煮番搾り(濃厚)を食べた感想

最初に頼んだのが「煮番搾り(濃厚)」です。とろみを感じるほどつけ汁が濃く、麺を浸すと太麺にコクがそのまま絡みつきます。鶏ベースの出汁に煮干しと野菜の旨味が詰まっていて、名前どおり濃厚さが一番の特徴でした。
麺は小麦の香りが強い太麺で、噛むたびに弾力と風味が返ってきます。濃いつけ汁に負けない太さで、ひと噛みごとに味が口の中に残るため、食べ進めるほど満足感が積み上がっていきました。
単に濃いだけでなく、鶏の旨味と煮干しの香りが口の中でバランスを取っている点が印象に残っています。私は中盛りでお願いしましたが、途中で飽きることはありませんでした。
並盛り(200g)と中盛り(300g)は同じ料金です。迷ったら中盛りで問題ないと思います。終盤にスープ割りをお願いすると、鶏と煮干しの風味が柔らかくなり、最後まで味の印象が変わり続けました。
味玉一番搾りを食べた感想

次に食べたのが「味玉一番搾り」です。煮番搾りに比べて煮干しの香りがクリアに立ち、後味がすっきりしています。「一番搾り」は同じ鶏×煮干しの構成でありながら、濃度を抑えて香りを前に出したタイプでした。
トッピングの味玉は、噛むと黄身のまろやかな甘みと塩気がじんわり出てきます。麺と一緒に食べると、煮干しの輪郭がやわらぎ、味のアクセントとして効いていました。
濃厚系を食べたあとに続けて食べても口の中が重くならなかったのが、いちばんの発見です。煮干しの香りをストレートに受け取りたい人には、こちらのほうが向いています。
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煮番搾りと一番搾りはどう違うのか
2杯を続けて食べて分かったのは、両者の差が「味の濃さ」ではなく「後味の重さ」に出るということです。どちらも鶏と煮干しの出汁ですが、飲み進めたあとに口の中に残るものが違いました。
▼煮番搾りと一番搾りの違い
| 項目 | 煮番搾り(濃厚) | 一番搾り |
|---|---|---|
| つけ汁の濃度 | とろみを感じるほど濃い | さらりとしている |
| 前に出る風味 | 鶏のコク | 煮干しの香り |
| 後味 | 重め・満足感が長く残る | 軽め・切れが良い |
| 向いている人 | 濃厚系のつけ麺が好きな人 | 煮干しの香りを味わいたい人 |
| 公式の価格帯 | 950円〜1,300円 | 900円〜1,250円 |
価格はトッピングによって変わります。辛味を足した「辛搾り」(1,050円〜1,400円)もあるので、同じ濃厚系でも方向性を変えて選べます。
どんな人に向いている店か
濃厚なつけ汁と太麺の組み合わせが好きなら、まず煮番搾りを頼めば期待は裏切られません。私は濃厚系のつけ麺が好きなので、中盛りでも足りないほどでした。
一方で、濃厚さと煮干しの強さは好みが分かれるところです。あっさりした魚介系を想像して来ると、煮番搾りは重く感じるかもしれません。その場合は一番搾りから入ったほうが、この店の出汁の輪郭がつかみやすいと思います。
濃厚魚介系のつけ麺という点では、沖縄で一番美味しい魚介系つけ麺だと思った『つけ麺ジンベエ』とよく似た方向性です。逆に、煮干しの香りを軸にした淡麗系が好みなら『いしぐふーらーめん 城間店』で食べた白湯・淡麗・担々麺のほうが近いはずです。
関東でもう一杯という日は、【神保町】清井商店のソーキそばも候補になります。
三三七の店舗情報とアクセス
三三七は年中無休で、平日は昼と夜の間に休憩時間があります。土日祝は通しで営業しているので、中途半端な時間に行くなら週末のほうが確実です。
▼店舗情報
| 店名 | 三三七(サンサンナナ)/正式名称:玉 三三㐂 |
|---|---|
| ジャンル | つけめん・ラーメン |
| 住所 | 〒210-0023 神奈川県川崎市川崎区小川町9-7 |
| アクセス | 京急本線・JR南武支線 八丁畷駅から徒歩約6分/JR川崎駅(東口)から徒歩約10分 |
| 営業時間 | 平日 11:00〜15:00/17:00〜22:00 土日祝 11:00〜22:00(通し) ラストオーダー 21:30 |
| 定休日 | 無休 |
| 価格帯 | つけめん 900円〜1,400円程度 |
| 麺量 | 並200g・中300gは同料金/小150gは味玉サービス |
麺は冷たいまま食べるか、温めてもらうかを選べます。営業時間やメニューは変わることがあるので、遠方から向かう場合は公式の情報を確認してから行くほうが安全です。