朝の美野島を歩いていると、製麺所直結で中華そばやざるそば、沖縄そばなどが楽しめるお店が目に入りました。福岡・博多区美野島にある吟麦製麺です。

何度か足を運び、中華そば、ざるそば、沖縄そばを実際にいただきました。製麺所が併設されているお店ということもあり、麺も美味しいですがそれだけでなく、かつお節が効いた出汁の印象も強く残ったお店です。

1. 中華そば

初めて食べたのは中華そばでした。店内の券売機で食券を購入し、細めのストレート麺を選んでお願いしました。提供された一杯は、おそらく鰹節と鶏ガラをベースにした醤油系の澄んだスープで、醤油の香ばしさと出汁のやさしい旨味が最初の一口から感じられました。

麺は喉ごしの良い細麺で、小麦の風味が口の中に自然と残るように感じました。製麺所直営という点が、食感や香りにそのまま表れている印象でした。チャーシューは脂が控えめで、噛むたびに肉の旨味がじんわりと広がり、スープとの相性も良かったです。全体として重たさはなく、朝食でもランチでもどの一杯としても無理なく楽しめるバランスだと思いました。

また、ラーメンとしてはあっさり系でも、一杯690円で、1玉・1.5玉・2玉から選ぶことができるので、美味しさだけでなく量も満足できます。

 

2. ざるそば

ざるそばは、中華そばとはまったく違う印象の一品で、氷水でしっかり締められた麺には弾力があり、つるっとした喉ごしが際立っていました。そばつゆはやや濃いめで、麺をくぐらせるたびにしっかりと絡みました。

一口すすったときの清涼感と、つゆの旨味が引き締まる感じが心地よく、冷たい麺ならではの良さを強く感じました。特に麺のコシが印象的で、小麦の風味をダイレクトに味わえる一杯だったと思いました。

こちらも一杯690円で、昼食だけでなく、特に暑い時期に選びたくなるメニューだと感じました。

 

3. 沖縄そば

こちらは沖縄そばです。このメニューは土日祝日の朝~昼の時間帯に限定で一杯590円で提供されていることがあるらしく、私が訪れた日は注文できました。

麺は中華そばやざるそばよりも太く、噛むと弾力がありながら、喉越しはなめらかでした。沖縄そば特有のもちっとした食感も感じられました。

スープは鰹節の出汁が効いたやさしい味わいで、醤油系の中華そばとは方向性が異なり、ほっとする印象を受けました。派手さはありませんが、麺とスープの組み合わせが穏やかで、朝の時間帯にもすっと体に入っていく感覚がありました。

沖縄育ちの私にとっても沖縄そばと感じられた一杯で、土日祝日の朝~昼の時間帯にしか食べられないのが残念なくらいでした。

 

店舗情報

  • 店名:吟麦製麺

  • ジャンル:麺料理・製麺所直営(ラーメン・そば)

  • 住所:福岡県福岡市博多区美野島1-9-20

  • 最寄り駅/アクセス:博多駅から徒歩約10分

  • 営業時間:月〜木 11:00〜15:30、土日祝 8:00〜15:30

  • 定休日:金曜日

  • 価格帯(目安):500円台〜1,000円前後

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りん
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