福岡市博多区住吉にある「太陽とひまわりとレオン」。路地の奥にひっそりと構える小さなお店ですが、開放感のあるスタイリッシュな店内でスパイスカレーを楽しめると注目されています。今回は、チキンカレーとラムカレーを中心に、このお店の特徴を整理してみました。
1. お店の基本情報

- 名称:太陽とひまわりとレオン
- 住所:福岡県福岡市博多区住吉4-30-5
- アクセス:渡辺通駅から徒歩約10分、西鉄バス「住吉」停から徒歩5分
- 営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:30)
- 定休日:不定休(Instagramなどで告知)
- 席数:8席、禁煙。駐車場はなし(近隣にコインパーキングあり)
- 会計:カード・電子マネー・QR決済に対応
オープンは2022年10月。器や照明にもこだわった空間で、「カレー屋らしくないおしゃれな雰囲気」と評されています。実際に入ってみると、天井が高く窓からの光もやわらかく差し込んでいて、カレーを食べる前から少し気分が上がりました。カフェのような雰囲気で、女性一人でも入りやすいのも魅力です。
2. カレーのスタイルと特徴

この店のカレーは「無水スパイスカレー」。具材そのものの水分だけで仕上げるため、旨味が凝縮された濃厚な味わいが特徴です。
スパイスは十数種類が使われており、香りや複雑さが楽しめる仕立て。薬膳的な要素も打ち出されていて、美容や免疫力にも配慮したコンセプトを持っています。
日替わりで内容が変わることもあり、定番の「チキン」「ラム」「キーマ」に加えて、「和風チキン」や「果実チキン」といったユニークなラインナップも見かけます。行くたびに違うメニューに出会えるので、常連さんでも飽きないんじゃないかなと感じました。
トッピングも豊富で、温玉やチーズはもちろん、数量限定のハンバーグまで。実際に周りのお客さんのテーブルを見ると、チーズをとろりと溶かしたカレーや、豪快にハンバーグをのせたプレートが並んでいて、つい次回は試したくなるような誘惑がありました。
3. チキンカレーの特徴

価格は1,100円。
無水調理で鶏肉がほろほろに柔らかく、軽やかで飽きにくい味わいです。標準の辛さは中辛あたりで、スパイス感はあるものの後味は軽め。
実際に食べてみると、スプーンを入れた瞬間に鶏肉がすっと崩れるほど柔らかくて驚きました。濃厚ではあるのに重たすぎず、食べ進めるほどに野菜の自然な甘さや酸味が感じられて、最後までバランスよく楽しめます。「果実チキン」や「和風チキン」といった変化球もあるので、何度も通って違いを確かめたくなる存在です。
4. ラムカレーの特徴
価格は1,300円。
無水調理によってラム肉の旨味と香りが凝縮されており、特有のコクがしっかり活きています。辛さは中辛程度で、スパイスの厚みや香りが際立つ仕上がり。
ひと口目からラムの存在感がはっきりしていて、口に入れた瞬間に「肉を食べている!」という満足感が広がります。スパイスとラムの香りが合わさることで独特の奥深さがあり、チーズやハンバーグを追加すればさらにガツンと濃厚な世界に。個人的には、チキンよりも一段と“特別な一皿”という印象を受けました。
5. チキンとラムの比較ポイント
- 肉の風味
チキンはあっさりめで柔らかく、軽やか。ラムはコク深く、肉の存在感が強い。 - 辛さとスパイス感
チキンは控えめ〜中辛で食べやすい印象。ラムは香りが強くスパイスの厚みもあり、濃厚な仕上がり。 - 満足感
チキンは軽めで毎日でも食べられそう。ラムは「ガツン」と来る満足感が欲しい人向け。
実際に食べ比べてみると、同じ無水スパイスカレーでも全然違う表情を見せてくれるのが面白いです。今日は軽めにしたい気分ならチキン、しっかり食べたい気分ならラム、と使い分けができるのも魅力だと感じました。