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ラノベ『涼宮ハルヒの陰謀』を読んだ感想

涼宮ハルヒシリーズ第7作『涼宮ハルヒの陰謀』を読みました。

全7章構成で、ここまでのシリーズで最長の400ページ越え。手にとってみるとあきらかに厚い本なのですが、ハイスピードで読み進められて、タイトルが示す『涼宮ハルヒの陰謀』なる部分がオチで明らかになったときは、ハルヒらしくてスッキリ読み終えられました。はっきり言って、めちゃめちゃ面白かったです。

そんなシリーズ第7作『涼宮ハルヒの陰謀』の感想を書きまとめました。

ハルヒの陰謀

今作は、ハルヒの陰謀と、朝比奈さんとタイムスリップが大きく関わるお話です。

ハルヒの陰謀パートではSOS団の日常が描かれ、その裏で、キョンと朝比奈さんがタイムスリップを通していろんな問題を解決していく非日常が並行して進みます。

 

今回のキーワードは「年間行事」でしょうか。

どうやらキョンに対して、ハルヒの様子がいつもと違っていたり、朝比奈さんは何かを隠していたり、長門にいたっては「教えない」というセリフを言うなんて。

今回の「年間行事」において、ハルヒはハイテンションになったり、しおらしく悩んでいました。

『陰謀』という名のサプライズを企てていたハルヒ。自分の陰謀(サプライズ)がうまくいったときはきっと安堵したり、嬉しかったと思います。

今回のハルヒは、本当にただの「普通の女子高生」でした。

 

また、長門の心境の変化にも注目です。

いつもの長門なら「教えることはできない」とか「あなたに言う言葉を持ち合わせていない」など人間らしさのない言葉を使って断っていたと思います。でも、今回は、自分の意思で「教えない」と言ったように感じました。

また、キョンに理由を聞かずクジを操作してキョンとペアになってあげたのに、その後、キョンが朝比奈さんと2人でどっか行ってしまったので怒ったり。(まあこれは長門でなくても怒る案件。)

『消失』以降、長門の心境が常に変化していて、今後の心境もどのように変化していくのか興味深いですね。

 

朝比奈さんとタイムスリップ

裏のパートでは、8日後の朝比奈さんがタイムスリップしてきて、大人版朝比奈さんの指令を解決していくお話です。

キョンにとっては、SOS団と過ごしながらみんなにバレないように、8日後の朝比奈さんと指令を解決していたんですよね。

今回も、朝比奈さんはドタバタに巻き込まれながらストーリーが進むわけですが、ここにきて朝比奈さん自身が「やっと私も役に立てるんですね」と。

ここについて小泉が言及していたので要約すると「朝比奈さんが何も知らずにSOS団にいることで、未来の情報が守られつつ、過去の改変が可能」ということのようです。

つまり、朝比奈さんは「何もできない、してない」状態で、ここにい続けることが大事ということなのでしょうか。

 

とまあそんな感じで、今作の朝比奈さんもドタバタに巻き込まれつつも、大人版朝比奈さんの指令書を頑張って解決していくことに「役に立ってる」と思えることができたのかもしれませんね。

 

いろんな伏線の登場

長門、朝比奈さん、小泉が所属する勢力に対する明確な敵が現れました。

今後、この敵対勢力がSOS団にどのようにちょっかいを出してくるのか楽しみです。

 

まとめ

今作は、2つのパートが同時に進み、それがどのようにオチに収束するのかを楽しめる作品になっているかなと思います。

ハルヒらしい『陰謀』のオチになっていて、スッキリ読み終えることができました。

 

また、朝比奈さんが関わるときはタイムスリップが扱われるので、それによって大人の朝比奈さんが登場したり、過去の長門が登場したりストーリーにグッと深みが増しますよね。そういえばSFだったと思い出させられます。

プロローグでは『消失』の伏線回収があったので、ここにきてやっと『消失』でモヤモヤしていた部分が晴れました。

 

今回の『陰謀』は、SOS団みんなの心境に変化が増えてきたり、タイムスリップ関連が増えたり、明確な敵も出てきたりと見どころ満載で、シリーズの中でも好きなナンバリングです。


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りん
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