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糸島・船越の牡蠣小屋『牡蠣ハウス マルハチ』で味わった牡蠣と海鮮の時間

福岡・糸島の牡蠣小屋で「車がなくても行けて、炭火で焼けて、丼ものまで頼める店」を探しているなら、船越漁港の『カキハウス マルハチ』が答えになります。私は移住後に3度足を運びましたが、毎回この3点が理由でした。

糸島の牡蠣小屋の多くはガス台ですが、マルハチは炭火焼き。さらに博多・天神から電車とバスだけで行けるので、車の運転を気にせずお酒を飲めます。牡蠣や貝の焼き物に加えて、イカ丼・いくら丼・まぐろネギトロ丼といった丼ものが550〜650円前後で揃うのも、他店にはあまり無い強みです。

店内はリニューアル済みで席ごとに仕切りがあり、トイレも綺麗です。牡蠣小屋を何軒も回ってきた私にとって、この居心地の良さがリピートの決め手になりました。この記事では、実際に食べたメニューの感想と、車なしでの行き方、持ち込みのコツまでまとめます。

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カキハウス マルハチの基本情報(住所・営業時間・シーズン)

まず結論として、マルハチは10月中旬から翌春までの季節営業で、通し営業10:00〜17:00(ラストオーダー15:30)。土日祝は予約を受け付けていないため、混む時期は開店直後を狙うのが確実です。

店名 カキハウス マルハチ(牡蠣ハウス マルハチ)
住所 〒819-1332 福岡県糸島市志摩船越415-17(船越漁港)
電話 092-328-2848
営業時間 10:00〜17:00(L.O. 15:30)
定休日 不定休
営業期間 おおむね10月中旬〜翌年4月中旬(年により5月上旬まで延長あり)
予約 電話で可。ただし土日祝は予約不可
焼き方 炭火焼き

シーズン開始・終了の日付は年によってずれます。訪問前に電話で確認しておくと確実です。

牡蠣めし・牡蠣・サザエ・ホタテ・はまぐりの感想

焼き物で外せないのは牡蠣(一盛1,300円前後)とホタテ(1枚450円前後)です。牡蠣は炭火の香ばしさ、ホタテはバターの香りで、方向性がはっきり分かれます。

席に着くと、牡蠣めしを1つサービスで提供されます。食べてみると、牡蠣の香りが派手に立つタイプというより、炊き上げの方向が落ち着いていて、貝を焼きながら横でつまむのにちょうどいい存在でした。口の中が牡蠣の風味で埋まりすぎないので、後半まで飽きずに食べ進めやすかったです。

1パック350円なので、おかわりで注文して、いろんな海鮮と並行して食べる食べ方がオススメです。

カキハウス マルハチの牡蠣めし 炭火で焼かれる殻付き牡蠣

牡蠣は一盛 1,300円前後。殻付きの牡蠣を自分のペースで焼きながら食べる形で、私は「よく焼いて食べる」という前提の安心感がありました。火が入ると身がぎゅっと締まる一方で、噛んだ瞬間に甘みがふわっと出てくる感じがあって、クセの強さより“食べやすさ”が先に来ました。炭火で焼くスタイルなので、焼き上がりの香ばしさが最後に残るのも印象的でした。

焼き上がった牡蠣

サザエは一盛 1,100円前後。苦味が強く出ると身構えていたのですが、私には「磯っぽさはあるのに、嫌な尖りが少ない」方向に感じました。牡蠣の後に食べると味が切り替わって、食事の流れが単調になりにくかったです。

焼いたサザエ

ホタテは1枚 450円前後です。焼けた貝柱にバターが溶けた瞬間の香りが強くて、牡蠣の“海っぽさ”とは別ベクトルで満足感が来ます。

はまぐりは一皿 500円前後。ホタテほど甘みが前に出るわけではないのに、噛んだ後の旨みがじわっと残って、私はこの地味さが逆に良かったです。貝類が続いても疲れにくい並びだと思いました。

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イカ丼・うに丼・いくら丼・まぐろネギトロ丼はどれを頼むべきか

丼ものを1杯だけ選ぶならイカ丼(550円前後)です。焼き物で濃くなった口をリセットしてくれるので、食事の後半を立て直せます。

マルハチのイカ丼

イカ丼は一杯 550円前後で、私は「焼き続けていると口が濃くなる」タイミングで頼んだのですが、これがかなりちょうどよかったです。イカは噛み切りやすくて、甘みが出るまでの距離が短い感じでした。貝の余韻を一回リセットしながら食べ直せるので、後半の立て直し役として強かったです。

うに丼

うに丼は、その日たまたま提供があるタイミングで頼めました。丼ものに力を入れている店なので、うにも「丼として食べる」前提でハマる一品でした。私には、焼き物の香ばしさが続いたあとに、うにの“とろっとした濃さ”が入ることで、食事の景色が一段変わる感じがありました。

いくら丼

いくら丼は一杯 650円前後。いくらの粒感が前に出るので、焼き牡蠣のあとに食べても“味が負けない”のが良いところでした。塩気が強すぎる方向ではなく、口の中でプチっと弾ける瞬間の満足感で押してくるタイプに感じました。私は、焼き物→丼→また焼き物、という往復の中で一番テンションが上がりました。

まぐろネギトロ丼は一杯 550円前後。脂が前に出すぎると重くなるのですが、私には“食べ切れる範囲でちゃんとコクがある”寄せ方に感じました。牡蠣小屋の中で丼ものを頼むと、海鮮の方向性が揃いすぎて単調になりがちですが、ネギトロは口当たりが柔らかい分、貝の食感とぶつからずに収まりが良かったです。

海鮮を丼で一気に楽しみたいなら、博多豊一 ベイサイドプレイス博多店の寿司バイキングも比較対象になります。

活車エビ・アナゴ・車エビフライ・アヒージョセットの立ち位置

牡蠣と貝だけで終わらせないなら、活車エビ(1尾400円から)とアヒージョセットを挟むと、味の流れが単調になりません。

活車エビ

活車エビは、メニューとして1尾 400円から。焼き上げて食べると、身がふわっとほどけるというより、弾力が残って“噛むほど甘い”方向に寄っていました。牡蠣の甘みとは質が違って、エビは噛んだ瞬間に甘みが立つので、私はこのスピード感が気持ちよかったです。

焼きアナゴ

アナゴは一皿 800円から。私は焼き物の合間に入れたのですが、脂の主張が強すぎないので、貝の連打で疲れたところにスッと収まりました。食感も、牡蠣やホタテの“噛む系”とは違って柔らかく、口の中のテンポが変わるのが良かったです。

車エビフライ

車エビフライは日替わりのメニューだったと思います。揚げ物って一気に重くなることがあるのですが、衣が厚くて油で押す感じではなく、エビの存在感がちゃんと残る作りでした。炭火の香ばしさが続いた後でも、フライの香りが“別の香り”として立つので、終盤に一回ギアが上がる感じがありました。

アヒージョセット

アヒージョセットは、海鮮をオイルでまとめるタイプで、牡蠣小屋の流れの中では少し異色です。私は焼き物中心で進めていたので、ここでオイルの香りが入った瞬間に、口の中の景色がガラッと変わりました。バケットが用意されているので、オイルの旨みを“食事として回収できる”のも良かったです。焼く・食べるだけで終わらず、最後に余韻をまとめる役として働いていました。

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車なしで『カキハウス マルハチ』へ行く方法

結論から言うと、博多・天神 →(JR筑肥線)→ 筑前前原 →(船越線バス)→ 船越のルートで、車なしで行けます。所要はトータル1時間20分前後です。

  • 博多・天神(福岡市営地下鉄空港線〜JR筑肥線 筑前前原行)→ 筑前前原(40分程度)
  • 前原駅北口(船越線)→ 船越(30分程度)

糸島市内のバス路線を確認したうえで、船越線を利用する形になります。バスは本数が少ないので、必ず時刻表を先に押さえてください。

私のオススメの動き方は次の通りです。

  • まず営業開始の10:00前後で電話予約を取る(平日のみ。土日祝は予約不可なので開店直後に並ぶ)
  • 筑前前原に9:30までに着く
  • 前原駅北口9:35ごろ発・船越10:00過ぎ着の船越線バスに乗る

この流れなら入店も移動もスムーズで、行列ができていないタイミングで席に着けます。運転しないので、ビールを開けられるのが最大のメリットです。

持ち込みと予約で気をつけること

マルハチはお酒・調味料の持ち込みOKですが、持ち込んだものから出たゴミは持ち帰りです。ゴミ袋を1枚持って行くだけで当日が楽になります。

調味料は、醤油とポン酢は店に置いてあるものが使えます。追加で持ち込むなら、私のオススメは次の3つです。

  • レモン:牡蠣の味変。焼き牡蠣が続いたときに一番効く
  • 大根おろし:同じく牡蠣用。ポン酢と合わせると後半でも重くならない
  • バター:サザエとホタテ用。店の香りが一段変わる

予約は電話(092-328-2848)で受け付けていますが、土日祝は予約不可です。週末に行くなら開店の10:00を狙ってください。持ち込みの可否はシーズンや状況で運用が変わることがあるので、予約の電話のときに一緒に確認しておくと安心です。

同じ福岡で沖縄料理の“日常使い”が気になるならおきなわ宮古島食堂 彩家、うなぎなら博多名代 吉塚うなぎ屋の記事も書いています。

まとめ

『カキハウス マルハチ』は、糸島の牡蠣小屋の中でも炭火焼き・電車とバスで行ける・丼ものが安いという3点が揃った珍しい店です。

  • 焼き物は牡蠣(一盛1,300円前後)とホタテ(1枚450円前後)が軸
  • 丼ものはイカ丼(550円前後)を1杯挟むと後半が楽になる
  • 営業はおおむね10月中旬〜4月中旬の季節営業、10:00〜17:00(L.O.15:30)
  • 土日祝は予約不可。開店直後の入店が確実
  • お酒・調味料の持ち込みOK。ゴミは持ち帰り

3回通ってなお「また行きたい」と思えたのは、味だけでなく、仕切りのある席とトイレの綺麗さという居心地の部分が大きかったです。糸島の牡蠣小屋を初めて選ぶなら、まずここを候補に入れて損はないと思います。