私が川崎でふと立ち寄ったつけめん専門店『三三七(サンサンナナ)』。

このお店は「鶏と煮干しの黄金比」をうたう濃厚なつけ麺が名物の人気店で、実際に足を運んで「煮番搾り(濃厚)」と「味玉一番搾り」を味わってきました。事前にメニュー構成や価格帯、特徴などは調べて把握したうえで、自分の舌で確かめた正直な体験談として綴ります。

1. 煮番搾り(濃厚)を食べた体験

まず初めて食べたのが、「煮番搾り(濃厚)」。名前の通り、濃厚さが一番の特徴のつけ麺です。鶏ベースの出汁に煮干しや野菜の旨味がぐっと詰まったつけ汁は、とろみを感じるほどしっかりした濃さで、麺を浸すと太麺に濃厚なコクが絡みつきます。麺は小麦の香りが豊かな太麺で、噛むたびに弾力と豊かな風味を感じました。

味の印象としては、単に濃厚というだけでなく、鶏の旨味と煮干しの香りが口の中でバランス良く広がるなと感じました。濃いめのスープが太麺のひと噛みごとにしっかり口の中に残るため、食べていて満足感が自然と高まっていきました。

また、並盛り(200g)と中盛り(300g)が同一料金というのはうれしいポイントで、私は中盛りでお願いしたのですが、濃厚つけ汁との相性で途中まで飽きずに食べ進められました。つけ汁は、途中でスープ割りにしてもらうと、鶏と煮干しの風味が柔らかくなって、最後まで楽しめたのが印象的でした。

 

2. 味玉一番搾りを食べた体験

次に楽しんだのが、「味玉一番搾り」です。こちらは「一番搾り」と名付けられたタイプのつけめんで、煮干しの風味が比較的クリアに感じられる、すっきりめの味わいが特徴のメニューです。そこにトッピングされた味玉は、一口噛むと黄身のまろやかな甘みと程よい塩気がじんわり出てきて、麺と一緒に食べると味のアクセントになっていました。

「一番搾り」は、煮干しの香りが前面に来る分、後味が煮番搾りより軽やかで、濃厚系を楽しんだあとに食べても口の中が重くならない印象です。味玉のまろやかさが加わることで、全体のまとまりと食べやすさが増していました。

私には、濃厚が続いたあとでもたれることなく食べられる一杯だと感じました。濃厚系がしっかり好きな人はもちろん、煮干しの香りをストレートに感じたい人にも素直に楽しめる構成だと思いました。

 

私の率直な感想

「煮番搾り」は、濃厚でありながらも鶏と煮干しの旨味がバランス良く絡むつけ汁と、小麦の香り豊かな太麺の組み合わせがとても満足感を感じさせてくれました。中盛りでもしっかり満足できたのは、濃厚つけ麺好きの私にはうれしい体験でした。

一方「味玉一番搾り」は、煮干しの存在感がよりクリアに伝わるタイプで、味玉のまろやかさが食感として心地よいアクセントになっていたと思います。どちらのメニューにも個性があって、その日の気分や好みで選べるのが魅力でした。

ただ、濃厚さや煮干しの風味の強さは好き嫌いが分かれるポイントでもあると感じたので、濃厚系が苦手な人には少し重く感じられるかもしれません。私には満足できる体験でしたが、好みの方向性によって感じ方は変わりうると思いました。

 

店舗情報

店舗情報

  • 店名:三三七(サンサンナナ)

  • ジャンル:つけ麺・ラーメン

  • 住所:神奈川県川崎市川崎区小川町9-7

  • 最寄り駅/アクセス:JR川崎駅(東口)から徒歩約10分、八丁畷駅から徒歩約7分

  • 営業時間:平日11:00~15:00/17:00~22:00、土日祝11:00~22:00(L.O.あり)

  • 定休日:無休

  • 価格帯(目安):つけめん950円~1,400円台程度(煮番搾り・一番搾り等)

ABOUT ME
りん
このブログでは、Web開発やプログラミングに関する情報を中心に、私が日々感じたことや学んだことをシェアしています。技術と生活の両方を楽しめるブログを目指して、日常で触れた出来事や本、ゲームの話題も取り入れています。気軽に覗いて、少しでも役立つ情報や楽しいひとときを見つけてもらえたら嬉しいです。