大阪・長居駅で釜揚げうどんを食べたいなら一心
大阪・長居でうどんを探していて、少し前から気になっていたのが「釜揚うどん 一心」でした。派手な外観でも、話題先行のお店でもないけれど、名前と立地からして「ちゃんとした釜揚げうどんが出てきそうだな」という予感があって、ある日ふらっと立ち寄りました。
食べたのは、釜揚げうどん 大(太)。食後すぐというより、少し時間が経ってから思い返しても、印象に残っているポイントがいくつかあります。
この記事では、私が実際に食べたときに感じたことを中心に、「どんなうどんなのか」「自分の好みに合いそうか」を判断しやすいように書いていきます。
1. この記事で私が重視した判断軸
今回、釜揚げうどん 一心を食べてみて、私が意識していた判断軸は次の点です。
-
うどんそのもの(麺)の食感と小麦の感じ
-
つけ出汁との相性
-
大(太)を選んだときの量と満足感
-
食べ終わったあとに「また来たいかどうか」
いわゆる“通好み”かどうかよりも、普段うどんを食べる人が無理なく楽しめるか、という視点で振り返っています。
2. この記事で分かること・向いていそうな人
この記事を読むと、次のようなことが分かると思います。
-
釜揚げうどん 一心の釜揚げうどんが、どんなタイプの味・食感なのか
-
太麺・大サイズを選んだときのボリューム感
-
「しっかり麺を味わいたい人」に向いていそうかどうか
逆に、軽くサッと食べたい人や、柔らかいうどんが好きな人に合うかどうかも、なんとなく判断できるはずです。
3. 注文したメニュー:釜揚げうどん 大(太)
私が注文したのは、釜揚げうどん 大(太)です。
初訪問だったので迷いましたが、「せっかくならこの店の軸になっていそうなものを」と思って選びました。
麺の第一印象
運ばれてきた釜揚げうどんは、見た目からしてかなり存在感がありました。
太麺ということもあって、一本一本がはっきりしていて、湯気と一緒に小麦の香りが立ち上がってきます。
箸で持ち上げたときに、少し重みを感じるのが印象的でした。
食感と味の感じ方
ひと口目で感じたのは、コシの強さというより「密度のある噛みごたえ」でした。
ガチガチに硬いわけではなく、噛むと中にしっかりした弾力があるタイプです。
小麦の風味は、主張しすぎず、でもちゃんと分かる。
派手さはないけれど、釜揚げうどんとして素直に「麺を食べている感じ」がしました。
4. つけ出汁との相性について
釜揚げうどんで気になるのが、やはり出汁との相性です。
一心のつけ出汁は、濃すぎず、かといって薄いわけでもなく、太麺を受け止める前提で作られているように感じました。
麺をしっかり浸しても、出汁の味が負けないのが印象的です。
個人的には、途中から少しずつネギや薬味を足していくと、最後まで飽きずに食べられました。
薬味の自由度が高いのも印象に残った点
釜揚げうどん 一心で、地味にうれしかったのが薬味の扱いでした。
まず、ねぎ。
これは完全に好みの話ですが、私はねぎが好きなので、遠慮せずしっかり使えるのがありがたかったです。
最初は少なめに入れて麺そのものを味わって、途中からねぎを増やしていく、という食べ方ができました。
それから、しょうが。
こちらはすりおろされたものではなく、丸ごと1つ提供されて、自分ですりおろすスタイルです。
正直、最初は少し手間かなと思いましたが、
実際に使ってみると、香りの立ち方が全然違うように感じました。
少しだけ入れたいときも、しっかり効かせたいときも、自分で量を調整できるのは釜揚げうどんとの相性がいいと思います。
太麺で量もしっかりある分、
途中で薬味を足して味の変化をつけられるのは、最後まで飽きずに食べられる理由のひとつでした。
5. 大(太)サイズの量と満足感
大サイズということもあって、量はしっかりあります。
正直、食べ終わったあとは「ちゃんと食べたな」という満腹感がありました。
ただ、重すぎて苦しいという感じではなく、
「今日はうどんをメインでしっかり食べたい日だったから、ちょうどよかった」
そんな印象です。
少食の人や、ランチで軽めに済ませたい人には多いかもしれませんが、麺好きな人なら満足できる量だと思いました。
6. 店の雰囲気と食べる体験
店内は落ち着いた雰囲気で、黙々とうどんを食べている人が多かったのが印象的でした。
賑やかすぎず、かといって気まずい静けさでもなく、一人でも入りやすい空気感です。
「うどんを味わう時間」に集中しやすい環境だったのも、体験として良かった点でした。
7. 結論:釜揚げうどん 一心はおすすめか?
私個人の感想としては、
釜揚げうどんをしっかり味わいたい人には、十分おすすめできるお店だと思いました。
特に、
-
太めで噛みごたえのあるうどんが好き
-
出汁と麺のバランスを楽しみたい
-
長居周辺で、落ち着いて食事をしたい
こういった条件に当てはまる人には、合いやすい気がします。
一方で、
-
柔らかいうどんが好み
-
さっと軽く食べたい
という人には、少し重たく感じるかもしれません。
またタイミングが合えば、別のメニューも食べてみたい、そんな余韻が残る一杯でした。