神保町の裏通りに、沖縄そば専門店「清井商店」があります。看板メニューのソーキそばは1000円で、平日のランチタイムにはじゅーしー(沖縄風の炊き込みご飯)がサービスで付いてきました。カツオと豚骨が澄んだスープ、香ばしく炙られたソーキ、まっすぐな平打ち麺。東京にいながら沖縄そばの本気を食べられる一軒です。実際に食べてきたので、味・メニュー・価格をまとめます。

清井商店はどんな店?

神保町駅から徒歩2分の沖縄そば専門店

清井商店は、東京都千代田区神田神保町2-10-14「THE CITY神田神保町」1階にある沖縄そば専門店です。神保町駅A2出口から歩いて2分ほど。2024年10月にオープンした比較的新しい店で、店名のとおり「特製ソーキそば」を看板に掲げています。

カウンター中心のコンパクトな作りで、卓上には豆板醤、コーレーグース(泡盛ベースの島唐辛子調味料)、紅生姜、七味が並びます。沖縄そばの店らしい構えで、味変の余地がきちんと用意されているのが好印象でした。

営業時間と定休日

営業時間は平日が11:00〜15:00と17:00〜20:00の二部制、土曜は11:00〜17:00の通し営業で、日曜・祝日が定休です。ランチのピーク帯は行列ができることもありますが、そばの店なので回転は速めです。訪問前に公式X(@kiyoishouten)で当日の営業情報を見ておくと確実です。

ソーキそば(1000円)の味は?

スープは「軽いのに濃い」出汁重視の一杯

結論から言うと、清井商店のソーキそばはこってり系ではなく、出汁の輪郭がはっきりした澄んだスープです。見た目はほぼ透明の黄金色で、豚の脂は表面にうっすら浮く程度。飲むとまずカツオの香りが立ち、そのあとに豚骨のコクが追ってきます。

塩気は控えめで、最後まで飲み切っても喉が渇きません。沖縄そばというと「豚と鰹の重ための汁」を想像しがちですが、ここはむしろ和風の清湯に近い設計です。ゆし豆腐のような細かい肉のほぐれがスープに溶けていて、飲み進めるほど旨味が増していきました。

清井商店のソーキそばとランチサービスのじゅーしー

炙りソーキは箸で崩れるほど柔らかい

このお店の主役はソーキ(豚のあばら肉)です。骨付きの大ぶりな塊が3〜4切れ入っていて、表面はバーナーでしっかり炙られ、焦げ目の香ばしさがスープに移ります。

食感は「箸で持ち上げると崩れる」レベル。軟骨まで完全に柔らかく煮込まれていて、噛むとゼラチン質がとろけます。甘辛く煮付けたタイプではなく、味付けは控えめ。だからスープの邪魔をせず、肉そのものの旨味と炙りの香りで食べさせる方向です。ソーキそばの豚肉が苦手な人でも、この炙りなら印象が変わると思います。

麺は中太のストレート平打ち

麺は中太のストレート平打ち。沖縄そば特有のもっちりとした弾力がありつつ、小麦の風味がしっかり出ています。ゆで置きのぼそっとした感じはなく、すすると軽く歯を返してくる程度のコシ。澄んだスープをよく持ち上げてくれます。

薬味は青ねぎと生姜の千切り。生姜が入ることでソーキの脂が最後まで重くなりません。途中でコーレーグースを数滴落とすと、泡盛の香りが立って別の一杯になります。

ランチのじゅーしーはサービスで付く

私が訪問した平日のランチタイムには、ソーキそばにじゅーしーが無料で付いてきました。じゅーしーは豚肉とひじき、にんじんを炊き込んだ沖縄の炊き込みご飯で、小丼で提供されます。

味付けは出汁が効いた薄味で、上に青ねぎが散らしてあります。ソーキそばのスープに合わせて食べると、じゅーしーの油分がスープと馴染んで最後まで飽きません。単品では300円のメニューなので、ランチで無料になるのは実質的にかなり大きいです。

なお、店内には「学割:ご飯 または 麺大盛り 無料(スタッフに学生証を提示)」の案内もありました。サービス内容は時期によって変わる可能性があるので、注文時に確認するのが確実です。

清井商店のメニューと値段は?

そば・丼のメニュー(税込)

そば類は1000円が基本で、看板の「清井そば」が最上位という構成です。

  • 清井そば:1350円
  • ソーキそば:1000円
  • ダブルソーキそば:1300円
  • あおさソーキそば:1000円
  • 焼きトマトソーキそば:1000円
  • もずくソーキまぜ焼きそば:1000円
  • 旨辛ソーキまぜ焼きそば:1000円
  • 和風ソーキまぜ焼きそば:1000円
  • 炙りソーキ丼:1100円

汁そばだけでなく「まぜ焼きそば」が3種類あるのが特徴的です。焼きトマトやあおさ、もずくといった沖縄の食材をトッピングとして前面に出しているのも、沖縄そば専門店らしいラインナップだと思います。

清井商店のメニュー表

トッピング・サイド・ドリンク

トッピングは100〜300円のレンジで、追加ソーキが300円。ソーキをもう一段楽しみたいならダブルソーキそば(1300円)を頼むより、ソーキそば+追加ソーキ(1300円)で同額なので好みで選べます。

  • トッピング:追加ソーキ300円/あおさ150円/焼きトマト150円/もずく150円/味玉150円/麺大盛り150円/ねぎ増し100円/辛味100円/海苔100円
  • サイド:単品ソーキのからあげ250円/単品炙りソーキ350円/ハーフ炙りソーキ丼400円/ジューシー300円/ご飯200円
  • ドリンク:オリオンビール瓶500円/コカ・コーラ200円/黒ウーロン茶200円

ドリンクにオリオンビールの瓶があるのは沖縄そば店らしいところ。夜営業(17:00〜20:00)に単品ソーキのからあげ250円とオリオンビールで軽く一杯、という使い方もできます。

初めて行くなら何を頼むべき?

1回目はソーキそば、2回目は清井そば

初訪問ならソーキそば1000円で問題ありません。このお店の核であるスープ・麺・炙りソーキの3点が全部そのまま入っているからです。ランチならじゅーしーも付くので、1000円で満足度は十分あります。

2回目以降は、最上位の清井そば(1350円)か、汁なしの「まぜ焼きそば」系に進むのが面白いと思います。特に旨辛ソーキまぜ焼きそばは、澄んだスープの一杯とは全く別方向なので、同じ店で二度楽しめます。

混雑を避けるなら11時台か14時以降

神保町はオフィスと大学が集まるエリアなので、12時〜13時は最も混みます。並びたくないなら開店直後の11時台か、14時以降を狙うのが現実的です。土曜は11:00〜17:00の通し営業なので、平日より落ち着いて食べられます。

まとめ:東京で沖縄そばを食べるならまずここ

清井商店のソーキそばは、「豚のコクで押す沖縄そば」ではなく「出汁の香りで飲ませる沖縄そば」でした。炙りで香ばしさを足したとろとろのソーキ、平打ちのストレート麺、生姜の効いた薬味。全部がスープの澄んだ味を邪魔しない方向に揃っています。

1000円でこの完成度、しかもランチはじゅーしー付き。神保町で昼を食べる予定があるなら、候補に入れて損はない一軒です。

  • 店名:沖縄 特製ソーキそば 清井商店
  • 住所:東京都千代田区神田神保町2-10-14 THE CITY神田神保町 1F
  • アクセス:神保町駅A2出口から徒歩2分
  • 営業時間:平日11:00〜15:00/17:00〜20:00、土曜11:00〜17:00
  • 定休日:日曜・祝日

※価格・営業時間は2026年7月時点の訪問時の情報です。最新情報は店頭または公式Xでご確認ください。

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りん
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