何度も通っていた『いしぐふーらーめん 城間店』で食べた白湯・淡麗・担々麺の感想
沖縄に住んでいた頃、「今日はラーメンを食べよう」と思ったときに、自然と足が向いていたのが、いしぐふーらーめん 城間店でした。
一度きりの訪問ではなく、生活の中で何度も通い、その都度メニューを変えて食べてました。白湯、淡麗、担々麺と系統が分かれてますが、どれも鶏ベースのスープで、気分や時間帯に合わせて選べる点が、この店に通い続けた理由の一つでした。
いずれのラーメンも、鶏を軸にしたスープ構成で、提供される器や盛り付け、価格帯も安定しています。食べるたびに大きく印象が変わるというより、鶏白湯というラーメンがこのときは珍しくて、でも何度でも食べたくなっていたお店でした。
1. 白湯特選ラーメン、白湯あぶり鶏ラーメン
白湯系は、城間店で何度も食べているメニューです。
白く濁った鶏白湯スープは、とろみがありますが重くなりすぎず、麺と一緒に口に入ったときの流れが素直でした。
白湯特選ラーメンは、具材の種類が多く、食べ進める中で口の中が単調になりにくい構成でした。スープの濃さに対して麺が沈みすぎず、最後まで同じバランスで食べられたのを覚えています。

白湯あぶり鶏ラーメンは、鶏肉の表面を焼いた香ばしさが加わることで、白湯スープの丸さが引き締まる印象でした。脂の重さが前に出すぎず、私には食後の感覚も比較的軽く感じられました。
白湯という名前から強い濃厚さを想像しがちですが、実際には毎回無理なく食べ切れる作りだと思いました。
2. 淡麗特選ラーメン、淡麗あぶり鶏ラーメン、淡麗塩鶏ラーメン
淡麗系は、白湯とははっきり違う方向性で、澄んだスープが特徴です。
淡麗特選ラーメンは、具材が多くても全体が重ならず、それぞれの存在感が分かれていました。スープを飲んでから麺をすする流れが自然で、途中で味に疲れることはありませんでした。

淡麗あぶり鶏ラーメンは、あぶり鶏の香りが加わることで、淡麗スープの輪郭がはっきりした印象でした。白湯のときよりも後味はすっきりしていて、昼時でも選びやすい一杯でした。

淡麗塩鶏ラーメンは、塩味が前に出すぎず、鶏の旨みを静かに支える役割に感じました。私には、体調や時間帯をあまり選ばずに食べやすいメニューでした。
淡麗系は、何度通っても安心して選べる枠として記憶に残っています。
3. 担々麺全部のせ、担々麺、担々麺あぶり鶏
担々麺は、白湯・淡麗とは異なる系統で、胡麻のコクと辛味を軸にした構成です。
担々麺全部のせは、具材が増える分、自然と食べるペースがゆっくりになります。その分、スープの味を落ち着いて確認しながら食べられた一杯でした。

担々麺は、最初に胡麻のまろやかさが来て、その後に辛さが続く流れでした。辛味が前に出すぎず、食べ進めるうちに味が崩れない点が印象に残っています。

担々麺あぶり鶏は、香ばしさが加わることで胡麻の重さがやや軽く感じられました。辛さが苦手な私でも、無理なく食べ切れた記憶があります。
担々麺も強い刺激で押し切るタイプではなく、他の系統と同じく全体のまとまりを重視した作りだと思いました。
店舗情報
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店名:いしぐふーらーめん 城間店
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ジャンル:ラーメン
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住所:沖縄県浦添市城間
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最寄り駅/アクセス:浦添エリア、車でのアクセスが中心
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営業時間:昼・夜営業
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定休日:不定休
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価格帯(目安):ラーメン1杯 800円〜1,200円前後