Webページにスライダーを実装する方法として、tiny slider の導入と実装手順を解説します。
結論から書くと、tiny slider は今も動きますが、これから新規に選ぶなら Swiper か Splide を検討してください。tiny slider は最終リリースから約5年が経ち、公式サイトも現在つながりません。
▼2026年時点の選択肢
| ライブラリ | 状況 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| tiny slider | 更新停止(最終2.9.4) | 既存サイトの保守 |
| Swiper | 現役(v12 / 2025年) | 機能が多い・framework対応 |
| Splide | 現役 | アクセシビリティ重視 |
| CSS scroll-snap | 標準機能 | 単純な横スクロール |
既存サイトに tiny slider が入っている場合や、すでに書いたコードを保守する場合にはこの記事の内容がそのまま使えます。以下、導入と実装を解説します。
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tiny sliderとは
tiny sliderは、軽量で高機能なスライダーライブラリです。画像、テキスト、動画など、さまざまなコンテンツをスライドとして表示することができます。また、レスポンシブデザインにも対応しており、モバイルデバイスでも見栄え良く表示することができます。
tiny sliderの実装 基本編
1. tiny sliderのダウンロードとインストール
かつて案内されていた公式サイト(tinyslider.com)は現在つながりません。入手先は GitHub か npm、または CDN を使ってください。
CDNで読み込むのがいちばん手軽です。
<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/tiny-slider/2.9.4/tiny-slider.css">
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/tiny-slider/2.9.4/min/tiny-slider.js"></script>
npmから入れる場合はこちらです。
npm install tiny-slider
ソースを直接置きたい場合は、GitHubのリポジトリから dist の中の tiny-slider.css と tiny-slider.js を取得して、HTMLファイルと同じディレクトリに配置します。
2. HTMLマークアップの準備
HTMLファイル内に、スライダーを表示したいコンテンツを以下のようにマークアップします。
<div class="slider">
<div class="slide">スライド1のコンテンツ</div>
<div class="slide">スライド2のコンテンツ</div>
<div class="slide">スライド3のコンテンツ</div>
<!-- 追加のスライドを記述 -->
</div>
3. CSSスタイルの適用
スライダーのスタイルを適用するために、以下のCSSをHTMLファイルに追加します。
/* 例:基本のスタイル */
.slider {
display: block;
width: 100%;
}
.slide {
width: 100%;
}
4. JavaScriptの初期化
tiny sliderを使用するために、JavaScriptでスライダーを初期化します。以下のコードをHTMLファイル内のscriptタグに追加します。
<script src="path/to/tiny-slider.js"></script>
<script>
const slider = tns({
container: '.slider',
// オプションを指定
});
</script>
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tiny sliderの実装 応用編
1. カスタムナビゲーションの追加
tiny sliderではデフォルトでナビゲーションが表示されますが、独自のデザインにカスタマイズしたい場合もあります。それを実現するには、以下の手順を追加します。
<!-- HTML -->
<div class="slider">
<!-- スライドのコンテンツ -->
</div>
<div class="custom-controls">
<button data-controls="prev">前へ</button>
<button data-controls="next">次へ</button>
</div>
/* CSS */
.custom-controls {
text-align: center;
}
.custom-controls button {
margin: 5px;
}
// JavaScript
const slider = tns({
container: '.slider',
controlsContainer: '.custom-controls',
});
2. レスポンシブ設定
tiny sliderはレスポンシブデザインにも対応しています。デバイスの幅に応じて表示を変えるには、breakpointsオプションを使用します。
const slider = tns({
container: '.slider',
responsive: {
640: {
items: 2,
},
768: {
items: 3,
},
1024: {
items: 4,
},
},
});
これから作るなら何を使うか
結論:スライダーを新しく実装するなら Swiper か Splide、単純な横スクロールで足りるなら CSS の scroll-snap を検討してください。
tiny slider の最終リリースは 2.9.4 で、そこから約5年が経過しています。動かなくなったわけではありませんが、不具合が見つかっても修正される見込みは薄い状態です。
アクセシビリティを重視するなら Splide です。W3C が定めたカルーセルのARIAパターンに標準で従っている数少ないライブラリで、キーボード操作とスクリーンリーダーへの対応が最初から入っています。
機能の幅で選ぶなら Swiper です。3D効果、仮想スライド、ズームなど対応範囲が広く、各フレームワーク向けの実装も用意されています。
ライブラリを入れずに済ませたい場合は、CSSの scroll-snap で足りることも多いです。
.slider {
display: flex;
gap: 16px;
overflow-x: auto;
scroll-snap-type: x mandatory;
}
.slide {
flex: 0 0 100%;
scroll-snap-align: start;
}
これだけで、指やトラックパッドでスワイプすると1枚ずつ止まる横スクロールになります。自動再生や矢印ボタンが要らないなら、これがいちばん軽く済みます。
gap の使い方はgapプロパティでflexboxやgridに余白を入れる方法にまとめています。
tiny slider で中央の要素だけ大きくする方法はtiny sliderの真ん中の要素を大きくするで解説しています。
▼HTML/CSS/JavaScriptの学習本を探してる方はこちらの記事をどうぞ
まとめ
この記事では、tiny sliderの導入と実装方法について解説しました。tiny sliderは、軽量で高機能なスライダーライブラリで、画像、テキスト、動画など、さまざまなコンテンツをスライドとして表示することができます。ぜひWebページにtiny sliderを実装してみてください。
