長崎のラーメン柊でトマトらーめんとあおさらーめんを食べた
長崎を歩いていて、ふと「今日は重すぎないラーメンがいいな」と思った日に入ったのが、ラーメン柊でした。
食べた直後に感想をメモしたというより、少し時間が経ってから「あの一杯、どうだったっけ」と思い返しながら書いています。
なので、細かい数値や評価よりも、食べている最中と、食べ終わったあとに残った感覚を大切にしています。
この記事では、私が実際に
・トマトらーめん(ナス増し)
・あおさらーめん
・一口あさりご飯
を食べて感じたことを、そのまま言葉にしています。
「長崎 ラーメン 柊ってどんな味?」
「自分の好みに合いそうか?」
そういうことを、無理なく想像できる記事になっていればうれしいです。
1. この記事で私が重視した味・体験の判断軸
最初に、今回のラーメン柊での体験を振り返るうえで、私が重視したポイントを整理しておきます。
・味の方向性がはっきりしているか
・ラーメンとしての満足感と重さのバランス
・トッピングやご飯ものを含めた一食としての完成度
・食べ終わったあとに「また来てもいいかも」と思えるか
こってりか、あっさりか、という単純な話よりも、
「その方向性を自分が心地よく受け取れたか」を基準にしています。
この判断軸に沿って、以下の感想を書いていきます。
2. ラーメン柊はどんな人に向いていそうか(先に結論)
先に全体像だけまとめると、ラーメン柊はこんな人に向いていそうだと感じました。
・いわゆる王道の豚骨や醤油とは違うラーメンを食べてみたい人
・ラーメンは好きだけど、重すぎる一杯は少し疲れる人
・「変わり種」だけど、ちゃんと食事として成立しているものが好きな人
逆に、
・濃厚でパンチの強いラーメンを求めている人
・ラーメンはラーメンらしくあるべき、という気持ちが強い人
こういう方には、少し方向性が違うかもしれません。
3. トマトらーめん(ナス増し)を食べた感想
3-1. トマトらーめんの第一印象
最初に食べたのは、トマトらーめんにナス増し。
見た目は、いわゆる「ラーメン」を想像していると少し意外かもしれません。
スープは赤みがあり、トマトの存在感がはっきりしています。
ただ、パスタ寄りかというと、私には「ちゃんとラーメンの延長線」に感じました。
トマトの酸味が前に出すぎず、スープとしてまとまっている印象です。
3-2. 味と食べ進めたときの感覚
一口目で強く印象に残ったのは、
「思ったより軽い」という感覚でした。
トマトの酸味はありますが、尖っていなくて、
スープを飲み進めても口の中が疲れません。
ナス増しにしたことで、
・油分
・食感の変化
が加わり、単調にならないのもよかったです。
ナスは主張しすぎず、スープの中で自然に馴染んでいました。
私には「増して正解だったな」と思えるバランスでした。
3-3. トマトらーめんはどんな人に合いそうか
トマトらーめんは、
・食事として軽めに済ませたい日
・ラーメンは食べたいけど、胃に負担をかけたくない日
こういうタイミングに合いそうだと感じました。
逆に、
「ガツンとした一杯を求めている日」には、
少し物足りなく感じる人もいるかもしれません。
4. 一口あさりご飯を合わせてみて
トマトらーめんと一緒に頼んだのが、一口あさりご飯です。
名前の通り、本当に「一口サイズ」なので、
主役というよりは、ラーメンの横にそっと置かれる存在です。
あさりの旨味は強すぎず、
ラーメンの味を邪魔しないのが印象的でした。
私には、
・トマトらーめんだけだと少し軽い
・でも大きなご飯はいらない
そんな気分のときに、ちょうどいい組み合わせに感じました。
5. あおさらーめんを食べた感想
5-1. あおさらーめんの方向性
別の日に食べたのが、あおさらーめんです。
こちらはトマトらーめんとはかなり方向性が違い、
全体的にすっきりした印象でした。
「あおさ」の風味が前に出ていて、
海のニュアンスが自然に広がります。
5-2. 食べていて感じたこと
あおさらーめんは、
一口ごとに「静かにおいしい」という感じでした。
派手さはありませんが、
スープを飲み進めても違和感がなく、
最後まで落ち着いて食べられます。
私には、
・疲れている日
・外食だけど、あまり刺激はいらない日
こういうときに合いそうだと感じました。
6. ラーメン柊はおすすめか?私なりの結論
ラーメン柊は、
「万人に強くおすすめする店」ではないかもしれません。
ただ、
・変化球だけど、ちゃんと考えられたラーメンを食べたい
・今日はこの方向性の味がいい
そう思えるタイミングに出会えた人には、
静かに刺さる店だと思いました。
私自身、
「また必ず来る」と断言するほどではないですが、
「別の気分の日に、もう一度思い出す店」
そんな位置づけです。
トマトらーめんも、あおさらーめんも、
好みは分かれそうですが、
だからこそ一度食べて、自分の感覚で判断する価値はあると感じました。
長崎で、少し違うラーメン体験を探しているなら、
ラーメン柊は選択肢のひとつとして、覚えておいてもいいお店だと思います。