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「食縁坊」行列に並ばず味わえる、長崎中華街の隠れた中華名店

長崎新地中華街というと、観光客でごった返すイメージが強いですよね。特に江山楼や四海樓のような有名店は、休日になれば長蛇の列が当たり前。けれど「ちょっと落ち着いて美味しい中華を楽しみたい」と思った時におすすめしたいのが「食縁坊」。行列に並ばずに、しかも味は決して負けていない、むしろこちらの方が好みかも…と思わせてくれる穴場なんです。今回はそこで味わったメニューを中心に、素直な感想をまとめてみました。

1. 食縁坊:場所・アクセス・営業時間など

  • 店名:食縁坊(ショクエンボウ)
  • 住所:長崎県長崎市新地町12-4 林ビル 2F
  • 電話番号:090-9480-7518

場所は中華街の一角ですが、大きな看板や派手な呼び込みはありません。ふらっと立ち寄れる雰囲気で、観光客というより地元の人が通うような空気感。店内はこぢんまりとしていて、テーブル席が数席ほど。だからこそ、ゆっくり落ち着いて食事ができるのが魅力です。

 

アクセス

  • 最寄り駅は 新地中華街駅。そこから徒歩でおよそ 208メートル
  • 建物は「林ビル」の2階にあります。
  • 中華街の中、江山楼の向かいあたりのエリアというレビューや街ネタ記事での記述があります。

 

営業時間・定休日

  • 営業時間
    ・昼 11:00〜15:00(ラストオーダー 14:30)
    ・夜 17:00〜21:00(ラストオーダー 20:30)
  • 定休日:不定休

 

その他のメモ

  • 予算の目安:夜の来店で1,000〜1,999円あたりというレビューが多いです。
  • 席・設備:テーブル席中心。こぢんまりした店内で、落ち着いて食事できる雰囲気。
  • 駐車場:お店専用の駐車場は無いようです。近くに有料駐車場ありというレビューあり。

 

2. 長崎ちゃんぽん

まずはやっぱり王道のちゃんぽん。白濁スープは思ったよりまろやかで、観光客向けの“重さ”じゃなくて、地元の人も日常的に食べられそうな優しい味わいでした。具材も野菜たっぷりで、魚介の旨みがじんわり出てくる感じ。
正直、行列のできるお店よりもずっとスープの後味がすっきりしていて、食べ終わったあとに「また来たいな」と思える一杯でした。

 

3. 焼豚炒飯

ランチセットで登場する焼豚炒飯。パラパラ感はしっかりありつつ、焼豚の旨みがしみ込んでいて、スープ系の料理と一緒に食べるとちょうどいい。量も多すぎず、シェアしてつまむのにぴったりです。
観光地の中華街でありがちな“大味の炒飯”とは違って、塩気も油もほどよい加減。ちゃんぽんや皿うどんよりも、むしろこの炒飯が一番気に入った、という声も頷けます。

 

4. エビ焼売

点心メニューから選んだのがエビ焼売。大きめにカットされたプリッとしたエビが口の中で弾けて、肉だけの焼売とはまた違う満足感があります。蒸したての湯気と一緒に広がる香りがまた食欲をそそります。
皮が薄めで具の存在感が強く、シンプルだけど印象に残る一皿でした。

 

5. ハトシ

長崎名物の揚げ料理といえばハトシ。パンに海老のすり身を挟んで揚げたもので、外はカリッ、中はふんわり。これが意外と軽くて、ビールや紹興酒と合わせると最高なんです。
揚げ物なのに重たさがなくて、食べ歩き用とは違う“ちゃんとした料理”として楽しめるのが嬉しいところでした。

 

6. 杏仁豆腐

中華の締めといえば、やっぱり杏仁豆腐。食縁坊でも味わえます。しっかり冷やされていて、口に入れた瞬間すっと溶けるような食感。コクがありつつ、後味はさっぱりしているので、濃厚なちゃんぽんや炒飯を食べたあとにピッタリでした。
「デザートまでしっかり美味しいお店」って意外と少ないので、ここは最後まで気持ちよく食事を終えられるのが良いですね。

 

観光客が集中する有名店と比べても、味の満足度はむしろこちらの方が高いと感じました。しかも、厨房で料理していたのは中国・大連出身の方で、とても優しい人柄が印象的でした。だからこそ、長崎中華街らしいアレンジと、本場仕込みの味わいが両立しているんだなと納得しました。大行列に並ばなくても、ちゃんと「長崎らしい味」と「本場の良さ」の両方を楽しめる――それが「食縁坊」の一番の魅力だと思います。

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りん
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