Webコーディングをする際に、文章の先頭に「・」や「※」などの記号を記述して、2行目以降の先頭1文字を下げたいときってありませんか?
例えばこんな感じ。
[text-indent]を使わない例です。
では次にこちら。
[text-indent]を使います。
どうでしょうか。文章の先頭が綺麗に揃っていますね。
こんな感じで、[text-indent]を使うと2行目以降の先頭1文字を下げることができます。しかも、たった2行で。
それでは、[text-indent]を使って、2行目以降の先頭1文字を下げる方法をご紹介します。
[text-indent]の使い方
HTMLとCSSの記述は以下のとおりです。コピペで使えます。
[text-indent]の解説
CSSでの設定はわずか2行です。
[em]は1文字分の大きさを表す単位です。
[padding-left]で、全行の左側に1文字分の余白を作ります。
次に、[text-indent]で[-1em]と設定することで、最初の行だけ左に移動させることができます。
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[text-indent]を使って、2行目以降の先頭1文字を下げる方法をご紹介しました。
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